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エマニュエル・ルジェ / Emmanuel Rouget
アンリ・ジャイエの後継者。至高のワインを造り出す入手困難なドメーヌのひとり。
アンリ・ジェイエ氏を祖父にもつエマニエル・ルジェ氏。後継者として間違いなく一番に名前が上がる生産者です。
偉大な祖父からワイン造りを学び、ジェイエ氏の引退後も実際に畑の管理から醸造まで任され、それを受け継いでいます。畑仕事を重視する昔ながらの生産者ですが、生まれるワインは、非常に繊細で、ピノ・ノワールのアロマと味わいを最大限に引き出してくれます。
まさに芸術品。ブドウ栽培もアンリ・ジェイエ氏の哲学を引き継いで、できるだけ自然に育てます。
ぶどうは100%除梗を行い低温浸漬、2週間以上のアルコール発酵と、20ヶ月の樽熟成を行います。エマニエル・ルジェのワインは、まず香りから味わってほしい。そんなワインです。
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- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote
著名ドメーヌも生産強化?幅広い味わいに変わりつつあるワイン。
ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外とアリゴテ生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。
近年は著名ドメーヌもアリゴテ種に着目し、ネゴシアンへ販売や個人消費していたアリゴテのブドウをドメーヌワインとして造り販売強化してます。
フレッシュさと酸味だけでなく、幅広いアリゴテワインが造られてきています。