タンクで発酵、樽(新樽率30%)で18ヶ月と長い熟成。清澄、フィルターをせず瓶詰。
熟した黒系果実がフルーティーでリコリスやコショウ、バニラのニュアンスあるアロマ。
緻密ながら軽やかな口あたり。豊かな果実味と柔らかい酸、溶け込だタンニンのバランスがよい魅力的なワインです。
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ベルサン / Bersan
15世紀から続く北のサン・ブリで最も名の知れた生産者。
ベルサン家は、15世紀から続くサン・ブリで最も名の知れた生産者の1つです。
家族の伝統を継承し続けているサン・ブリ・ル・ヴィーヌーに居を構える家族ドメーヌ。1980年にルイ・ベルサンが事故で亡くなり、2人の息子、ジャン・ルイとジャン・フランソワがドメーヌを引き継ぎます。
2009年に相続でドメーヌが二分化。
以降はジャン・ルイが引き継ぎ、現在はジャン・ルイの息子ジャン・クリストフがドメーヌの中心となって行っています。2002年からジャン・クリストフの熱意で手摘み収穫、殺虫剤の禁止、除草剤の廃止などビオロジック栽培に転換。
2009年からは完全移行し、2012年に認証を取得しています。収穫は全て手摘みで、発酵は全て野生酵母。
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熟成には、11~12世紀に建てられた地下セラーで。
気温が10-13℃、湿度80%に保たれており、非常にいい環境にてワインの熟成・保存を行っています。
北の大地から、フレッシュでアロマ豊かなミネラルのあるワインを産出しています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
イランシー / Irancy
レジョナルからコミュナルへ。北の赤ワイン産地
1999年2月26日に独立が認められたA.O.Cイランシーです。
以前はA.O.Cブルゴーニュ・イランシーで、独立したコミュナルになりました。イランシーの畑が広がる丘陵地の斜面は、主にキンメリッジ階の泥灰岩で、茶色の石灰岩が混ざっています。
白ワインが多い中で、ここはピノ・ノワール種主要の赤ワインが産出されます。