全房圧搾後、特別にデザインをされたタンクで12~15度で12時間かけ素早くデブルバージュ。
透明な果汁を使用。16度で15日ステンレスタンクで発酵。
そのまま澱と共に5ヶ月熟成します。
※インポーター資料より。
ラロッシュ / Laroche
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年1つ星生産者。シャブリで最も歴史あるドメーヌのひとつ。
シャブリで最も歴史のあるドメーヌがラロッシュです。
樹齢60年以上の古樹を含む60haの畑では、約6haのグラン・クリュと約21haのプルミエ・クリュを所有しています。現在のカーブになっているオベディエンスリーは9世紀に建てられたサン・マルタン・ド・トゥール修道院の一部です。
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修道士によって最初にシャブリワインが造られた、シャブリの名声を築き上げた歴史ある建造物となります。
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。