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夫人の千紗女史に託されたサヴィニー・レ・ボーヌの生産者。野生酵母にて21日間自然発酵後、228Lのオーク樽で12ヶ月熟成したワイン。

シモン・ビーズ / サヴィニー・レ・ボーヌ ブラン

¥8,580
税抜 ¥7,800
商品コード
300732
ヴィンテージ
2018年
容量
750ml
在庫
10
小売希望
¥10,120(税込)
タイプ
白ワイン
生産者分類
ドメーヌ
生産者
Simon Bize
商品名
Savigny les Beaune Blanc
格付け
Communales
栽培方法
ビオディナミ(育成を天体にあわせた有機農法)
輸入元
ラフィネ

シモン・ビーズ / Simon Bize

ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。夫人の千紗女史に託されたサヴィニー・レ・ボーヌの生産者。

ドメーヌの創設は1880年、初代シモン・ビーズがわずかばかりのぶどう畑からスタートさせます。
1972年に引き継いだのが4代目パトリックでしたが、61歳の若さで他界し、以降は夫人の千砂さんとドメーヌ・ジャン・グリヴォに嫁いだ妹のマリエル女史に委ねられています。

2008年から、千砂さんの進言によりビオディナミ農法を採用します。
子育ての過程でシュタイナー教育に興味をもった千砂さんが、シュタイナーの理論が農業とも結びついていることを知り、アンヌ・クロード・ルフレーヴによるビオディナミの勉強会に出席したのがきっかけです。

ワイン造りは今も昔も変わらず、白ワインは収穫後、ブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュし小樽に移して発酵。
クリマに応じて6~12ヶ月の樽熟成を行います。新樽率は15~30%と比較的少なめで、古い樽は5年ものまで使用。
バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断します。

赤ワインの醸造も古典的で、基本は100%全房です。
近年の例外は成熟の難しい区画のブドウを除梗した2007年と、大雨や雹に祟られ完全除梗を決断した2013年のみです。
発酵には木桶を使い、柔らかな抽出のためピジャージュは足。
その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多くあります。
収穫翌年の1月~3月にかけてすべてのワインを瓶詰めします。

比較的マイナーであるサヴィニー・レ・ボーヌですが、繊細で香りが華やかな印象の赤ワインは、食事に合わせると非常にマリアージュします。
女性醸造家の優しいワインを是非、お食事とお楽しみ下さい。

生産者ページはこちら
Vintage 2018

2018年は、暑く乾燥した夏、豊作なヴィンテージ

ここ数年の自然環境の変化で苦しんいましたが、2018年は冬の雨は多かったものの、乾燥した夏で、日照にも恵まれ、ぶどうは成熟し、甘味を感じるほど果実味とボリュームの大きなワインが出来ています。

サヴィニー・レ・ボーヌ / Savigny les Beaune

長熟としなやかな赤ワインを生み出す産地

コート・ドールでは珍しい東向きに大きく開けた半円形の土地で、左岸は南東から真南、右岸は北東から東向きの扇状地の両斜面に畑があります。
また幹線道路の国道から集落が東に離れています。

斜面の母岩は下部が石灰岩、上部が泥灰岩で構成されており、石灰質による沖積土砂利が多く、扇状地は水はけに優れています。
生産量のほとんどが赤ワインで、斜面のワインは長熟で、他は優しくなめらかな味わいのワインが生まれます。

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