全房発酵。
華やかであり爽やか。
スッーと入ってくるワインで、少し甘みも感じます。
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シャントレーヴ / Chantereves
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年1つ星獲得! 日本人、女性醸造家の栗山女史が手掛ける、ドメーヌ&マイクロ・ネゴシアン。
2010年ヴィンテージからスタートさせた、日本人女性醸造家の栗山 朋子さんとパートナーのギヨーム・ボット氏が起ち上げたメゾンです。
シャントレーヴは、ぶどうや果汁の段階からワインを仕上げるマイクロ・ネゴシアンで、全て自分たちの目が届く範囲の規模で行い、初ヴィンテージの2010年から取り上げられるほど、注目されているメゾンです。白ワインは選果し収穫ケースの中で、ぶどうを足で踏んで破砕した後、全房のまま少しずつ圧力をあげ6~7時間かけてプレスします。
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果汁には亜硫酸など一切の清澄剤を加えず、澱を沈殿させ、野生酵母を用いてピエス樽(228L)のブルゴーニュ伝統的な樽にて自然発酵させます。
温度管理、マロラクティック発酵も自然任せ、バトナージュは翌年の夏と樽出しの時の1回のみ。
自然がぶどう本来の味わいを引き出す方法です。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ショレイ・レ・ボーヌ / Chorey les Beaune
若いうちから楽しめる赤ワイン主体の産地
ブルゴーニュの中心都市ボーヌの北側にあり、南北に走るグラン・クリュ街道と言われる国道に対し、ほとんどの畑が西側にありますが、この村の畑は大半が東側にあります。
アロース・コルトンからの斜面にあり、標高は230~245mと低く、斜面も穏やかで比較的平坦な土地にあります。生産のほとんどが赤ワインであり、コート・ド・ボーヌではめずらしいグラン・クリュとプルミエ・クリュがありません。
比較的軽やかで、若いうちから楽しめるワインが多く、タンニンは強くはないですが、骨格のある熟成にも耐えられるワインが生産されています。