のワインは信頼の置く生産者から若いワインを買い付けて醸造。
収穫はフェヴレの監督のもと、手摘みで行われている。
果実の厚みを感じるシャンボルのスタイルを持ち、タンニンはシルキーであるものの酒質の厚さをよく支えている。
※インポーター資料より。
フェヴレ / Faiveley
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年1つ星生産者。7代続く名門グラン・メゾン。
ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンです。
4代目のジョルジュ・フェヴレは、かの有名なコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られています。フェヴレが数ある他のネゴシアンと違うのは、広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実です。
また、フェヴレが所有する120haの自社畑のうち半分以上の68haはコート・シャロネーズにあります。
この地域の潜在的な可能性に気づいた5代目ギィ・フェヴレはコート・シャロネーズに畑を広げメルキュレからさらなる事業拡大を行いました。
今ではコートシャロネーズならフェブレとまで言われるまでに成長しました。今日のメゾンを率いるのは2005年に引き継いだエルワン・フェヴレです。
それまでのドメーヌ・フェヴレは、コート・ド・ニュイの赤ワインを中心に造っていたため、まず、エルワンは白ワインの銘醸地に着目します。
2008年にはバタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェを始めとした最上級の畑、計5ha手に入れることに成功。
これによって、フェヴレのラインナップは確固たるものとなっていきます。伝統に甘んず、常に改革を行うグラン・メゾンドメーヌです。
2007年以降、畑の耕作はジェローム・フルースの支持下、個別のチームによる分担制に。
ぶどうは完全に除梗し、上級ワインは新しい木製槽で、他のワインはステンレスタンクで発酵させます。
醸造期間中は今も果汁にピジャージュを行います。新樽はグラン・クリュ、プルミエ・クリュのワインに3分の2が使われ、2007年以降はタンニンの強い今までの味わいから新鮮な果実味を兼ね備え、かつ強さもあわせたワインになっています。
コート・シャロネーズのワインはメルキュレにある独立した醸造所で造られ、樽はニュイ・サン・ジョルジュの自社醸造所から3年ものに、新樽を混ぜて造ります。
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- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
シャンボール・ミュジニー / Chambolle Musigny
コート・ド・ニュイで最も繊細でエレガントな赤ワインの産地。
人口わずか300人あまりの小さな集落の背後に石灰岩が剥き出しになった白く切り立った背斜谷が目立ち、北は男性的、南は女性的など、同じ村の中でワインの味わいにしっかり違いが出る地域でもあります。
栽培地域の標高は250~350m、南北の両端にグラン・クリュが広がるエリアで、プルミエ・クリュは2つのグラン・クリュに挟まえた斜面の中央部、コミュナルは丘陵下部と、丘陵上部の険しい斜面に広がります。土壌は背斜谷で形成された石灰岩の上に、蓄積物として小石や粘土とロームで表土が出来ています。
プルミエ・クリュのグリュアンシェールあたりを境で、北部は粘土質が多く、南部は砂利が多くなります。


