薄いグリーンの光沢をまとう美しいホワイトゴールドの色調。
赤桃、バナナ、柑橘系、ほのかにブリオッシュの魅惑的な香り。
リッチ、フレッシュ、エレガントがバランス良い口当たり。
柔らかさ、滑らかさの余韻が後々まで残る。ミネラルのノートに溶け込んだ熟れた果実味がストラクチャーの甘みと見事に調和します。
インポーター資料より。
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ビヨー・シモン / Billaud Simon
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。古樹でゆっくり熟成させるシャブリの造り手。
1815年にシャブリでワインを造り始め、銘醸地として知られる約17haの畑を所有しています。
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その中には4つのグラン・クリュと4つのプルミエ・クリュを含み、平均樹齢50年の古樹で収穫を出来る限り遅く、時間をかけて熟成したぶどうでワインを造ります。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。