ミネラル・樽香の絶妙なバランス
グレープフルーツ、青りんごや梨などの香りが華やかで樽香とのバランスも心地よいです。
酸味はまろやかでしなやか。
僅かなアーモンド香と共に長い余韻が楽しめるます。
味わいの重層感がタイトでピュアに表現されています。
※インポーター資料より。
ジャン・コレ / Jean Collet
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年掲載生産者。家族経営で日本でもお馴染みのシャブリの生産者。
1792年から代々伝わるシャブリの造り手。
ワイン商に売っていたワインを、1954年から創設したマリウス・コレの息子ジャンがドメーヌとしてボトリング等を開始したのが始まりです。ドメーヌ・ジャン・コレ社となったのは、1979年にマリウスから3代目現当主のジルが加わった際に創立します。
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現在は息子のロマンが醸造長を努めます。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。