ジャン・マリー・フーリエ / Jean Marie Fourrier
ワインラヴァーが取り合いになるフーリエのネゴシアン。
ブルゴーニュ生産者の中で、世界中のワインラヴァーが取り合いになる、
そんなワインを造っているのが、ドメーヌ・フーリエです。
しかし実は、フランス国内ではあまり名が通っていないという不思議な状態が起こっています。その理由としては、わずか10haという決して大きくはない規模の上、ぶどうはほとんど高樹齢樹のため低収量。
それにより生産量が限られてしまい、フランス国外への輸出市場にてすぐに完売になるのです。
そんな現状を打開すべく、現当主ジャン・マリー・フーリエが、2011年に立ち上げたネゴシアン、それがジャン・マリー・フーリエです。あくまでもドメーヌの延長として、「自身の持っていない畑」「ドメーヌとしてワインを作っている生産者からの買付け」「生産量はドメーヌの20~30%のみ」「本拠地近郊のジュヴレ・シャンベルタンからヴォーヌ・ロマネの間に限定」
などの条件を掲げ、ネゴシアンとしてのワインを造っています。リュット・レゾネにて、ぶどうは圧搾せずにステンテスタンクへ移動させてマセラシオン。
生産者ページはこちら
自然酵母で発酵後、抽出はピジャージュで行います。
澱引き、無清澄、ノンフィルターにて瓶詰めします。
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ / Cote de Nuits Villages
村名A.O.Cを持たない北と南の村のワイン
コート・ド・ニュイにある、北部のフィサンとブロション、南部のプレモー・プリセィとコンブランシアン、コルゴロワンの5つのコミューンで造ることができます。
フィサンのみA.O.Cフィサンと名乗るか選べますが、他の4つは自身の村名を名乗ることはできません。南は採石場が多く、北のコミューンの方が造られています。味わいも当然、北と南では全く違うワインになりす。


