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ラヴノー / Raveneau
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2025年4つ星生産者。最も超熟なシャブリを造る人気の高いトップ生産者。
1948年設立したフランソワ・ラヴノーは設立当時からファンが多く、最も超熟なシャブリで有名です。
1995年にフランソワが引退し、現在は息子ジャン・マリー・ラヴノーとその兄ベルナールが父の哲学を受け継いでいます。もうひとつ超熟で有名なシャブリでヴァンサン・ドーヴィサがありますが、フランソワはヴァンサンの父ルネと義理の兄弟です。
息子二人は従兄弟にあたります。ぶどうは完全除梗しステンレスタンクにて醸造します。
1週間の低温マセレーションのあと、自然酵母にて発酵、17ヶ月の樽熟成を行います。新樽率は村名で3分の1、それ以上は100%と高めです。
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ぶどうの出来に自信があり、濃縮感を持つからこその新樽率と思われます。
- Vintage 2019
2019年、9のつく年はグレートヴィンテージ?低温と高温な1年
温暖な冬で生育が早くなると思われたが、大雨や6月の気温の低下で開花と結実が遅れます。夏は暑く9月の水不足にも見舞われ、前年より収穫は減少しますが、綺麗で豊かな酸と、ピュアなアロマが特徴になる9のつく年ならではの質の良いビンテージになりました。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。