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ジャン・ジャック・コンフェロン / Jean Jacques Confuron
プレモー・プリセに拠点を置く、シャルル・ノエラの系譜を受け継ぐドメーヌ。
ヴージョのユドロ・ノエラと同様、シャルル・ノエラの系譜にあるドメーヌです。
ジャン・ジャックの妻がシャルル・ノエラの孫娘にあたり、そのブドウ畑を相続しました。
今このドメーヌを率いるのは電気技師だったアラン・ムニエとワイン造りを勉強していた妻のソフィーです。
2人の息子も手伝うようになり、ドメーヌの将来も期待されます。アラン・ムニエの造るワインはかつて濃厚で、新樽のヴァニラ香も華やかなタイプでした。
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2000年代半ばから変化します。
1990年代はすべてのアペラシオンにおいて100%新樽熟成も、現在は村名で30%、1級で50%、特級で70%。
原則として完全除梗で、暑かった2009年には20%の全房醸造を試みています。
低温マセレーションは12度で4日程度としていないに等しく、醸しはピジャージュのみ。
種からの強いタンニン抽出を避ける為に、主発酵が終わった後のポストマセレーションは行わず、タンクから速やかにワインを引き抜きます。
その結果、以前よりもはるかにバランスよく、果実味がはっきりとしたワインに仕上がっています。
- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
シャンボール・ミュジニー / Chambolle Musigny
コート・ド・ニュイで最も繊細でエレガントな赤ワインの産地。
人口わずか300人あまりの小さな集落の背後に石灰岩が剥き出しになった白く切り立った背斜谷が目立ち、北は男性的、南は女性的など、同じ村の中でワインの味わいにしっかり違いが出る地域でもあります。
栽培地域の標高は250~350m、南北の両端にグラン・クリュが広がるエリアで、プルミエ・クリュは2つのグラン・クリュに挟まえた斜面の中央部、コミュナルは丘陵下部と、丘陵上部の険しい斜面に広がります。土壌は背斜谷で形成された石灰岩の上に、蓄積物として小石や粘土とロームで表土が出来ています。
プルミエ・クリュのグリュアンシェールあたりを境で、北部は粘土質が多く、南部は砂利が多くなります。