【畑】「ル・コンシ・デュ・シャン」:「生垣に囲まれた果樹園」という意味。
ごく少量の自然由来のものを用いて畑の仕事をする。年に4回の鋤入れ。
必要な時に堆肥を撒く以外は16年間肥料なし。5月と8月にグリーンハーベスト。
仕立ては葉の面積を増やすため1,4mと高い。低収量。小型のケースで収穫し、圧搾後の清澄はほぼなし。
350Lと600Lの1~9年使用の古樽で約90日と長い発酵。マロラクティック発酵を行う。
バトナージュは行わない。
トータルの熟成期間は約24ヵ月。
生産本数は6840本(2021年ヴィンテージ)
※インポーター資料より。
ユベール・ラミー / Hubert Lamy
70%は輸出される、現当主が世界に広めたサン・トーバンの老舗ドメーヌ。
1640年からサン・トーバンでぶどう栽培を行っていた歴史の古いドメーヌです。
ユベール氏は、父であるジャン・ラミーの元で働き、主にネゴシアン業を行っていましたが、1973年に自らの名でドメーヌを起ち上げました。
それからは、サン・トーバンの銘1級畑であるクロ・ド・ラ・シャトニエールの購入、また賃貸契約で銘醸地を手に入れるなどして徐々に規模の拡大をはかっていきました。今ではサン・トーバンを中心にピュリニー・モンラッシェやシャサーニュ・モンラッシェなどの有名アペラシオンにも自社畑を所有しています。ドメーヌの規模拡大を成功させたユベール氏も勇退。
1995年にはドメーヌ・メオカミュゼを始め、世界各国でのワイン造りとマーケティングを学んだ息子のオリヴィエ氏が引継ぎ、経験を活かして新しい手法で運営しています。
彼は周りから’’彼ほど情熱的で知識が豊富なワインメーカーはいない’’といわれるほどの勤勉家で独自の哲学をもっており、テロワールからより多くのものをワインに反映させるべく、2000年頃から一部の区画で通常の3倍の高密度となる1ヘクタールあたり28,000本~30,000本の密植でブドウ樹を植え、通常の3倍の手間をかけながらワイン造りを行っています。
その結果は圧倒的で、他では真似のできない深みと奥行きが表現されています。
栽培はグイヨ仕立てにて、5月から3ヶ月間は毎月グリーンハーヴェストを施します。
10年の間、化学肥料は一切やらずに土壌を修正しています。白ワインの醸造は、畑から収穫された葡萄はベルトコンベアでプレス機に入れられます。
プレスされたジュースはステンレスタンクで一晩、清澄のために静置されます。
翌日に清澄されたジュースは重力によって地下の樽へ流れていき、伝統的なバリックではなく300Lとドゥミ・ミュイと呼ばれる600Lの樽を使用します。
アルコール発酵、マロラクティック発酵ともに樽内で行われます。赤ワインの醸造は、収穫された葡萄は震動式選果台で選別し、除梗した後にベルトコンベアでセメントタンクに入れられます。
そこから3~10日後に約2週間かけてアルコール発酵を行います。発酵後に不純物を分離するデキュヴァージュを行ってからプレスします。ジュースを一晩、清澄のために静置させ樽に。およそ15カ月の樽熟成を終えてワインを瓶詰めします。
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- Vintage 2020
2020年は、最も早くに生育がはじまったヴィンテージ
冬が暖かく、自然にぶどう樹の発芽も早く確認されます。5月の霜の被害もあまり出ず、5月半ばから気温が上昇し夏になっても例年を超える暑さがより生育を早めていきます。白ワインは素晴らしいアロマ、赤ワインは濃縮感を感じられるヴィンテージです。
ピュリニー・モンラッシェ / Puligny Montracet
今や世界的な白ワインの銘醸地に数えられる村
今や世界的な白ワインの銘醸地に数えられる村ですが、歴史を振り返れば赤ワインを造っていた産地であり現在の評価が確立するのも19世紀になってからです。
栽培地域は南北に約1.5kmと狭いのに対し、標高が230~380mと高低差があります。南北に伸びるラッシュ山、東向き斜面の南側4分の1がグラン・クリュ、北側4分の3がプルミエ・クリュの畑があります。モンラッシェとバタール・モンラッシェは隣のシャサーニュ・モンラッシェ村にも広がっています。土壌は粘土質と泥質の表土は、上部では石灰質が強くなり、下部では粘土質が強くなります。レジョナルは斜面下の東側で平地がほとんどで砂利が多い土壌です。
地下水層が近いため、地下深いカーヴが無かったため、ワインを貯蔵出来ず、ドメーヌ元詰めが一般化するのが他の地域より遅かったのも特徴です。現在は白ワインが99%で若干の赤ワインもあります。


