BIO認証が取れるが、あえて申請せず。
低収量、完熟ブドウのみ収穫を守り、フィサン特有の青く硬い味わいがしないワイン。
15%新樽、残りは1~3年使用の樽にて18ヶ月の長期熟成。
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ローラン・パタイユ / Laurent Pataille
マルサネを代表する生産者シルヴァン・パタイユの片腕であり実弟。
ブルゴーニュ大学でエノログ国家資格を取得後プイィ・フュメのシャトー・ド・トラシーの責任者として5年間勤務。
ブルゴーニュに帰って、兄シルヴァンのドメーヌを手伝いながら近年畑を取得。
ファースト・ヴィンテージは2010年とごく最近ながら、地元を中心に即完売。
兄シルヴァンのドメーヌでの経験を活かしピュアなワインを造りながら現在ビオに転換中。通常フィサンは粘土質が多くマルサネに比べて重くなりがちだが、この畑は小石が多く果実味がきれいなワインができます。
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ドメーヌ・シルヴァン・パタイユでの仕事は今後も継続予定で、収穫などはシルヴァン・パタイユと同じチームが行います。
- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
フィサン / Fixin
長期熟成型ワインをコスパよく生み出す産地。
コート・ド・ニュイ最北のマルサネ村と南隣の王様ジュブレ・シャンベルタン村に挟まれた、しっかりした赤ワインを生み出す産地です。
土っぽいタンニンが豊かで非常に筋肉質のワインが特徴です。
グラン・クリュはありませんが、歴史のある1級畑もあり、村名クラスも熟成すると豊かな果実味と複雑性が生まれます。
ワインの色合いも濃く、口当たりはしなやかだがタンニンは強く、様々な味が広がり余韻も長いのが特徴です。