日差し + ランチ → AKA
温かい日差しの中、マグロや海老を入れた魚介のちらし寿司、ロストビーフなど、ちょっと贅沢に合わせて!
ご夫婦で、大切な方と、、
ゆっくりと小ぶりのワイングラスを持って出掛けて味わいたいワインです。
12か月古樽熟成。
赤いベリーやユーカリ、ナチュールのピノに感じる瑞々しいスミレなどの生花の様な香りなどが感じられ、柔らかくスムーズなテクスチャーです。【キュヴェ】フィトセラピーのパーセルから産出された葡萄を使った特別キュヴェ
【品種】ピノ・ノワール 100%
【区画】Les Planchots
【土壌】粘土石灰質(terre blanche) 【面積】3.9ha 【植樹】1965年、1978年
【発酵】木桶にて野生酵母による自然発酵(15日間) 【マロラクティック発酵】あり
【熟成】オーク樽(228L)にて12か月間
【アルコール度数】11.0%
◆無濾過・無清澄 ◆SO2無添加
※インポーター資料より。
シモン・ビーズ / Simon Bize
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2024年2つ星生産者。夫人の千紗女史に託されたサヴィニー・レ・ボーヌの生産者。
ドメーヌの創設は1880年、初代シモン・ビーズがわずかばかりのぶどう畑からスタートさせます。
1972年に引き継いだのが4代目パトリックでしたが、61歳の若さで他界し、以降は夫人の千砂さんとドメーヌ・ジャン・グリヴォに嫁いだ妹のマリエル女史に委ねられています。2008年から、千砂さんの進言によりビオディナミ農法を採用します。
子育ての過程でシュタイナー教育に興味をもった千砂さんが、シュタイナーの理論が農業とも結びついていることを知り、アンヌ・クロード・ルフレーヴによるビオディナミの勉強会に出席したのがきっかけです。ワイン造りは今も昔も変わらず、白ワインは収穫後、ブドウをただちに圧搾し、12時間のデブルバージュし小樽に移して発酵。
クリマに応じて6~12ヶ月の樽熟成を行います。新樽率は15~30%と比較的少なめで、古い樽は5年ものまで使用。
バトナージュは機械的には行わず、各樽の状態を見て判断します。赤ワインの醸造も古典的で、基本は100%全房です。
近年の例外は成熟の難しい区画のブドウを除梗した2007年と、大雨や雹に祟られ完全除梗を決断した2013年のみです。
発酵には木桶を使い、柔らかな抽出のためピジャージュは足。
その後、樽に移すが新樽率はきわめて低く、まったく新樽を使わないキュヴェも多くあります。
収穫翌年の1月~3月にかけてすべてのワインを瓶詰めします。比較的マイナーであるサヴィニー・レ・ボーヌですが、繊細で香りが華やかな印象の赤ワインは、食事に合わせると非常にマリアージュします。
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女性醸造家の優しいワインを是非、お食事とお楽しみ下さい。
- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
サヴィニー・レ・ボーヌ / Savigny les Beaune
長熟としなやかな赤ワインを生み出す産地
コート・ドールでは珍しい東向きに大きく開けた半円形の土地で、左岸は南東から真南、右岸は北東から東向きの扇状地の両斜面に畑があります。
また幹線道路の国道から集落が東に離れています。斜面の母岩は下部が石灰岩、上部が泥灰岩で構成されており、石灰質による沖積土砂利が多く、扇状地は水はけに優れています。
生産量のほとんどが赤ワインで、斜面のワインは長熟で、他は優しくなめらかな味わいのワインが生まれます。