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ロベール・シリュグ / Robert Sirugue
クラシックと女性ならではの繊細なワインを造る小さな生産者。
1960年創業の非常に小規模な家族経営のワイン生産者。約12haの畑で主にヴォーヌ・ロマネ村が中心でスタッフも女性が多く、ワインにも女性らしさ、繊細さが表れています。
化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限し、リュット・レゾネ農法を取り入れ、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す取り組みをしています。
平均樹齢は35~40年のぶどうの樹を収穫時は40人もの人員をかけて、すべて手作業で行います。スタッフも女性が多く、ワインにも女性らしさ、繊細さが表れています。
味わいもクラシックなスタイルからエレガント感溢れるスタイルへ。しかし、ぶどう醸造では果汁に負荷がかからないように、ポンプの使用を避けて、バケツでの移動に。
ピジャージュの回数を減らしてより昔ながらの手法に切り替えていますが、それが功を奏しよりエレガントで果実味溢れるワインを生み出しています。さらにDRCと同じ選別機を導入したことで、完熟した果実だけを選別出来るようになり、より品質の向上につながっています。
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- Vintage 2021
2021年は、自然の猛威に苦しんだ中の光あるヴィンテージ
ブルゴーニュ地方のぶどうへの病気等は想像以上に厳しい現実になりました。
暖冬で芽が出始め、4月前半の霜の被害、6月にあった大きな雹の嵐、夏の雨が多くミルデューが広がってしまい、9月の時点でこれほどぶどうの実がなっていないのは初めてとも言われ、ここ44年来の低収穫量になりました。ただ、この状況化で生き抜いたぶどうの品質はアロマ・糖度は申し分なく低収量ですが、最高のヴィンテージになるとの期待があります。
ラドワ・セリニィ / Ladoix Serrigny
コート・ド・ボーヌに入って最初の村がラドワ・セリニ。
アペラシオン表記はラドワとなります。かつての村落が2つ纏まって出来たのが名前の由来で、セリエが平地に、ラドワがコルトン丘陵の麓に位置します。
アロース・コルトンとペルナン・ヴェルジュレスの3村の1つで、コート・ド・ボーヌで唯一の赤ワイングラン・クリュのコルトンと白ワインのコルトン・シャルルマーニュを保有していますが、比較的隠れた産地です。
東向きの畑が多く、温暖なエリアの為、果実味や厚みのあるワインが多く存在します。