高品質を保つため徹底指導した手摘み収穫のブドウを使用しテロワールを表現することにこだわっています。
全体量の98%が機械収穫のシャブリで手摘みは極めて異例です。
レモンなど柑橘系果実や白い花などフレッシュで華やかな香りがあり、酸味が心地良く広がります。
シャブリのお手本といえるミネラルを思わせる風味と清涼感溢れるスタンダードなシャブリです。
メゾン・ウィリアム・フェーヴル / Maison William Fevre
ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2026年2つ星生産者。ピュアなシャブリを造る、グラン・クリュ最大所有者。
1850年創設し100年後の1950年にウィリアム・フェーブル氏が相続して以降、業績を伸ばしていきます。
シャブリ生産者組合の理事長として、フランス国外で作られる白ワインのシャブリ名称の乱用禁止や、キンメリジャン土壌でない土地のシャブリ名使用反対なども行ってきました。1998年にフェーブル氏が引退し、跡継ぎがいなかった為、名門ブシャール・ペール・エ・フィスで成功していたジョセフ・アンリオ氏へゆだねます。
醸造責任者には同じくブシャールで活躍していた若き醸造家のディディエ・セギエ氏を選び、いくつもの改革を行っています。現在、所有畑は80もの区画に分けられていて、収穫のタイミングや醸造方法、熟成までその区画ごとに細かく管理を行っています。
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全て手摘みで収穫し、シャブリらしい‘’フレッシュ感‘’を残すため、新樽はほとんど使用せず造られています。
- Vintage 2024
2024年は、収穫量激減。1961年以来の最低水準とも。
フランスだけでなく、世界のワインの生産量が悪天候等の影響で激減した年。
ヨーロッパは特に生産水準が低く、フランスは悪天候の前年2023年に比べてさらい23%減少。
生産者は口を添え終えて難しい年。
ブルゴーニュでも、5月には北のシャブリで壊滅的な雹嵐。
以降、コート・ドールからマコネ南部、ボージョレなどにも被害が。
晴天と激しい天候不順が繰り返され、雨も多くベト病などの被害にて最終的に40~50%収穫減少になった畑もあります。
デリケートな年だが、収穫時には天候に恵まれ、残ったブドウの品質は良い状態。
クオリティの高いワインがで、生産者の努力が実る年。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。


