- ※在庫入荷状況によりヴィンテージが変わることがあります。
長期熟成も期待できるシャブリ
リヨンの三ツ星レストラン、ポール・ボキューズやジョエル・ロブション等で使われている、究極の自然農法シャブリです。
プルミエ・クリュと同格もしくはそれ以上にこだわった長期熟成も期待できる1本。
ピス・ルー / Pisse Loup
地質学者の父から引き継いだ2代目’’自然派シャブリ’’の当主。
地質学者の前当主である父ジャック・ユゴー氏が2020年に引退し、長男ロミュアルド氏が当主になりました。
父の思想を受け継ぎ、自然農法でのワイン造りを行います。ドメーヌはシャブリ地区の北西にあるベイネ村にあり、14haの畑と樹齢40年以上のぶどうから造ります。
樽を使わないシャブリの味わいを大切にする造り方で、人の手をできるだけ加えず自然発酵に任せます。アルコール発酵の期間を短く、マロラクティック発酵に数ヶ月と時間を掛けて、ぶどうがワインに変わる変化を見守りながら造っていきます。
生産者ページはこちら
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。