長期熟成も期待できるシャブリ
リヨンの三ツ星レストラン、ポール・ボキューズやジョエル・ロブション等で使われている、究極の自然農法シャブリです。
プルミエ・クリュと同格もしくはそれ以上にこだわった長期熟成も期待できる1本。
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ピス・ルー / Pisse Loup
地質学者の父から引き継いだ2代目’’自然派シャブリ’’の当主。
地質学者の前当主である父ジャック・ユゴー氏が2020年に引退し、長男ロミュアルド氏が当主になりました。
父の思想を受け継ぎ、自然農法でのワイン造りを行います。ドメーヌはシャブリ地区の北西にあるベイネ村にあり、14haの畑と樹齢40年以上のぶどうから造ります。
樽を使わないシャブリの味わいを大切にする造り方で、人の手をできるだけ加えず自然発酵に任せます。アルコール発酵の期間を短く、マロラクティック発酵に数ヶ月と時間を掛けて、ぶどうがワインに変わる変化を見守りながら造っていきます。
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- Vintage 2022
2022年は、生産者に笑顔が戻ったヴィンテージ。
2022年も4月3日から数日発生した霜の被害は出たものの、前年や2016年のような壊滅的な被害は免れたようです。
全体的にも霜と病害で収穫量が激減した2021年よりは好転しました。
5月末に開花が始まり、平均気温が過去の月平均を3℃上回り天候が良好、日本と同じで、6月の猛烈な暑さで干ばつの恐れが懸念されています。
暑い夏は病害の発生はなく、8月中旬の雨がブドウの樹に潤いを耐えて、偉大な1959年に匹敵するとも言われています。
数年、量の少ない年が続いたこともあり、2022年は生産者みなに笑顔が戻った年に。
シャブリ / Chablis
辛口の代名詞として、不滅の名声を勝ち取った産地
パリから2時間、パリとボーヌの中間にあるヨンヌ県の都市オーセールの近郊に広がる産地で、スラン川を挟み両岸にシャブリの畑が広がるブルゴーニュ地方の中では最北の位置です。
シャブリは2600人ほどの小さな街の名前でもあり、れっきとした原産地呼称AOCでもあります。
辛口の代名詞と言われるシャブリですが、1億5000万年以上前のジュラ紀後期のキンメリッジ階の粘土石灰質土壌と、チトヌス階と言われる白く硬い石灰岩土壌で、キンメリッジ階は小さな牡蠣の欠片など、海の中だった事を示します。
キリッとミネラル豊かなワインが生まれ、ぶどうはシャルドネ種。不滅の名声を得た地域です。シャブリと言っても様々なワインがあり、一言で辛口だけでは言い表せない地域になっています。