こちらのモレ・サン・ドニは、知る人ぞ知る伝説の造り手、ジャッキー・トルショー・マルタンから引継いだ約1.0haの畑から造られます。
所有する畑は、石灰・泥灰質土壌で構成されるモレ・サン・ドニの北部、中部、南部の3つの区画に分かれており、植えられているのは平均樹齢約55年のブドウ樹。
モレ・サン・ドニはフュエ氏が「コート・ド・ニュイで一番のアペラシオン」と自信をもって特に力を入れているアペラシオンです。
摘みで収穫されたブドウは約60%の全房比率で発酵させ、新樽率約30%のオークで熟成しています。
華やかな果実の風味と、骨格のあるタンニンが調和。
モレ・サン・ドニのストラクチャーとフィネスが存分に感じられるワインに仕上がります。
新樽率約30%のオーク樽にて熟成。
※インポーター資料より。
フランソワ・フュエ / Francois Feuillet
ブルゴーニュ愛好家と3つ星醸造家が手掛けるドメーヌ。
フランソワ・フュエは、オート・コート・ド・ニュイのシュヴァンヌ村に位置するワイナリー。
オーナーは、キャンピングカーやテントなどアウトドア用品の製造販売を行うトリガノ社の会長を務めるフランソワ・フュエ氏。
熱狂的なブルゴーニュワインの愛好家として知られています。
ドメーヌの歴史は1991年に遡り、フランソワ氏がブルゴーニュワインを愛するあまり、ニュイ・サン・ジョルジュ村にあるオー・トレイの畑を0.48ha購入したことに由来します。
購入した畑のワインを造るために醸造家を探していた時、フランソワ氏は一人の青年と知り合います。
それが、当時生産者協同組合の一員であったデュバン家の息子である、ダヴィド・デュバン氏。
ブドウ栽培から醸造まで全てダヴィド氏に一任します。
オーガニック農法へ転換し、低温浸漬をやめ、また全房発酵を導入するなど、様々な改良を行い、2016年にはフランス雑誌『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』で、最高評価である3つ星を獲得しました。
スター生産者を開花させたのは、オーナーのフランソワ・フュエ氏です。ドメーヌでは現在モレ・サン・ドニ村の区画の他、シャンベルタンやエシェゾーなどの特級畑も所有しており、幅広いラインナップを手掛けています。数ある特級畑でもフランソワ・フュエで特筆すべきはドメーヌ・トルショー・マルタンから購入した区画です。
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その中でも、クロ・ド・ラ・ロッシュやシャルム・シャンベルタンなどの区画は、平均樹齢約70年~85年のブドウが植えられています。
まさに夢のような区画を引き継いだと言えるでしょう。
近年はブルゴーニュ・ルージュやモレ・サン・ドニなど村名のワインのクオリティを高めることが重要だと考えています。
特級畑や一級畑の有名な区画のワインは容易に高い価格で販売できますが、生産量に限りがあるのが難点。
これに対し、より多くの人にフランソワ・フュエのスタイルを知ってもらうため、ドメーヌではどのワインにも並みならぬ労力をかけているのが特徴です。
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
モレ・サン・ドニ / Morey Saint Denis
個性豊かな村に挟まれた小さな村。グラン・クリュが3割を占めた隠れた銘醸地。
南北に広がるコート・ド・ニュイ地区のほぼ中心に位置する村です。
中世から評価が高かった村ですが、2つの有名な村に挟まれ、原産地呼称制度が出来る前は、その2つの村名でワインが販売されていました。修道院や領主が発展させた畑が多く、当時の名前のクリマも残っています。栽培区域の標高は250~350mでグラン・クリュは県道の西側、東向き斜面の中腹に位置します。
小さな村ですが、グラン・クリュの栽培面積の割合が多く、プルミエ・クリュ畑はひとつひとつが小さいのが特徴です。土壌はジュラ紀中期の石灰岩、粘土石灰岩が広がり、村の下方の斜面は、泥灰岩が多くなります。


