オーディフレッド / Audiffred
DRCで14年勤務。ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培・醸造を担当したアンリ・オーディフレッドのドメーヌ。
淡い色合いで、ピュアで繊細な果実味が口の中に優しく広がる。
それでいて、大地の滋養を感じるたっぷりとしたエキスのうまみを堪能できるそんなワインを造るのが、アンリ・オーディフレッド。
DRC社の12人の正社員のひとり。
ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当し醸造にも携わっていました。
2003年に実家のドメーヌを継承し、4年間は二足の草鞋で勤務。
2007年2月に、14年努めたDRC社を退社して、自身のワイン造りに専念します。栽培においてはDRC社で培ったノウハウを存分に活用しており、ロマネ・コンティばりの凄まじい手入れがなされた畑は圧巻です。
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醸造は、DRCでやってきたことをベースに極力手をかけず、ナチュラルなワイン造り。
所有畑面積:5ha
殺虫剤は一切使用なし。
除梗100%で天然酵母のみで発酵、無清澄でノンフィルターで瓶詰め。
輸出30%のみのドメーヌです。
- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
ニュイ・サン・ジョルジュ / Nuits Saint Georges
コート・ド・ニュイ地区の最大の街.
コート・ド・ニュイ最大の街で、大手メゾン本社も多く、ブルゴーニュ・ワインの経済的中心の地です。
南北5kmと細長く、中心部の背後にあるムザン谷を境にタイプが別れます。
北側ニュイ・サン・ジョルジュ村は斜面が東かやや北を向いており、小石の多い石灰質土壌で斜面は険しく、ワインはエレガントに仕上がります。
南のプレモー・プリセ村は南東の斜面で、粘土石灰質土壌の混じった泥灰質が北部より多くなりタンニンの強いワインが生まれます。
他の村と違い、集落のある扇状地部分に畑は無く町が密集しています。生産量に対して2%ほど白ワインも南のプレモー・プリセ寄りで生産されています