「レ・ヴァロジエール」と「レ・カイエット」の2区画合計で0.12ha。
フェルマージュ。
樹齢約60年のヴィエイユ・ヴィーニュ。
ステンレスタンクで発酵後、「ドニ・ベルトー」の数回使用樽で12ヶ月間熟成。
※インポーター資料より。
ニコラ・フォール / Nicolas Faure
DRCでも修行し2011年3樽から始まった、畑仕事を愛する若き醸造家。
アニュス・パケで1年、ローヌのジャン・ルイ・シャーヴで1年、DRCで約5年間、栽培を修行。
プリューレ・ロックでも栽培・醸造を担当。
2011年3月、ヴォーヌ・ロマネに接するニュイ・サン・ジョルジュ北東端のリウ・ディ「レ・ゼルビュ」の樹齢約50年の区画をフェルマージュによって賃借できる好機を得て、同年より、自身によるワイン造りを開始しました。
「芳香、複雑味、長い余韻の3点を追求」
2014年には、極少面積ながらも念願の自社畑(コトー・ブルギニヨンとACブルゴーニュ)を取得し、正真正銘のドメーヌとなりました。
2017年7月、「プリューレ・ロック」を円満退社し、「ベルトー・ジェルベ」の栽培長になりました。
(当主アメリー・ベルトーはニコラの彼女らしい。)
※インポーター資料より。
栽培と醸造はDRC社の手法を随所に採り入れ、また「ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ゼルヴュ」の樽熟成には同社の1~2回使用樽を使用しています。
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- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
アロース・コルトン / Corton
3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトン。
ラドワ・セリニ、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレスの3つの村にまたがるグラン・クリュの山がコルトンです。
コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュでもあり、周囲から独立した島のような丘で、東から南向きで赤ワイン、南から西側で白ワインが産出されます。栽培の歴史は古く、教会前の石垣で囲まれた“クロ・デュ・シャピートル”はコート・ド・―ルでもっとも古いクリマのひとつでもあります。
標高が250~330mの範囲にかけて、最大規模のグラン・クリュ畑が取り囲む地域です。土壌は村によって様々ですが、赤褐色で珪質石灰岩あるいはカリウムとリン酸を豊富に含む土壌です。