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ロベール・シリュグ / Robert Sirugue
クラシックと女性ならではの繊細なワインを造る小さな生産者。
1960年創業の非常に小規模な家族経営のワイン生産者。約12haの畑で主にヴォーヌ・ロマネ村が中心でスタッフも女性が多く、ワインにも女性らしさ、繊細さが表れています。
化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限し、リュット・レゾネ農法を取り入れ、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す取り組みをしています。
平均樹齢は35~40年のぶどうの樹を収穫時は40人もの人員をかけて、すべて手作業で行います。スタッフも女性が多く、ワインにも女性らしさ、繊細さが表れています。
味わいもクラシックなスタイルからエレガント感溢れるスタイルへ。しかし、ぶどう醸造では果汁に負荷がかからないように、ポンプの使用を避けて、バケツでの移動に。
ピジャージュの回数を減らしてより昔ながらの手法に切り替えていますが、それが功を奏しよりエレガントで果実味溢れるワインを生み出しています。さらにDRCと同じ選別機を導入したことで、完熟した果実だけを選別出来るようになり、より品質の向上につながっています。
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- Vintage 2023
2023年は、ワイン収穫量好調。過去5年間の平均を上回る見込み。
ブルゴーニュをはじめ、フランス内陸の産地は、比較的好調で、一部カビが発生したものの、過去5年間の平均収穫量を上回る見込み。
ボルドーなどの地中海沿岸は干ばつの影響を受け、厳しい状況のようです。
7月11日に雹の被害が出て、ムルソー、サン・トーバン、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュを中心でコート・ド・ボーヌ全範囲で被害が出る異常気象。
ボージョレ地区でも被害が出ているようですが、残ったブドウからは濃縮感のあるワインができる期待が出ています。
ブルゴーニュ・アリゴテ / Bourgogne Aligote
著名ドメーヌも生産強化?幅広い味わいに変わりつつあるワイン。
ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネ種ですが、意外とアリゴテ生産量は多く、少なかった2008年でも100万ケース相当のワインができています。
近年は著名ドメーヌもアリゴテ種に着目し、ネゴシアンへ販売や個人消費していたアリゴテのブドウをドメーヌワインとして造り販売強化してます。
フレッシュさと酸味だけでなく、幅広いアリゴテワインが造られてきています。